趣味を勉強に

 

「趣味は勉強」の人はどれくらい居るだろうか?

趣味が勉強の人は、

好きなことに巡り会えている可能性が高い。

 

①「勉強」の意味。

②勉強が苦ではない。

③勉強しよう。

 

①「勉強」の意味

 

「勉強」という漢字は、見た通り

「勉めて強いる」という意味をもつ。

現在では、

イヤイヤ行うことも、

好んで行う学習も

両方の意味が含まれている。

 

今回の「勉強」とは、

好んで行う学習という意味で使う。

 

中学生や高校生で「ベンキョウ」が好きという人は少ないだろう。

なぜなら、大体「ベンキョウ」っていう時には、

「早くベンキョウしなさい」

「ベンキョウ終わったの?」

「ベンキョウしないと遊ばせないよ」

こんなことを言われる時ではないだろうか。

 

「ベンキョウ」に対して、ネガティブに使われることが多い。

だから、「ベンキョウ」嫌いや

「ベンキョウ」に対して良いイメージを持てないのだ。

 

大人になってから子供の頃の「ベンキョウ」をしても

報われることは少ない。

イヤイヤやっても本当に身につくことが少ない。

心の底から「知りたい」「学びたい」ではないからだ。

本当に「知りたい」ことや「学びたい」ことは

するりと頭に入ってくる。

 

②勉強が苦ではない

 

趣味が勉強の人たちは、

勉強することが苦ではない。

楽しんで勉強している。

今まで知らなかったこと、知りたかったことが

理解出来たときに喜びを覚える。

 

思い出して欲しい。

子供の頃にはまったゲームや

好きでやっていたスポーツ、

毎週見ていたアニメは、

覚えようとして行っていただろうか?

 

ゲームを進めることが楽しくて

どんどんレベルを上げたくて、

寝る間も惜しんでゲームをしていただろう。

 

強くなりたくて、

もっと上手くなりたくて、

たくさん練習しただろう。

 

毎週次のストーリーを知りたくて、

早く宿題しなさいと言われても

テレビにかじりついていただろう。

 

好きで楽しいと

気づくと頭にすんなり入っていただろう。

大人になっても同じである。

好きなことは頭に入ってきやすい。

 

大人になって、

誰かに強いられて行う勉強ほど、

無駄な時間はない。

 

自分の興味関心に対して、

深堀をしていく、

もしくは、

興味関心の幅を広げていくことが

大人の勉強である。

 

③勉強しよう

 

「この資格をもっていれば頭良くみられる」

「資格がブランド」

こんな理由で勉強する必要はない。

 

そもそも資格は、

資格が示す「最低ラインを超えていますよ」と、

他人に示せるものでしかない。

 

もちろん、

仕事で保持していないと働けない医師などは

この限りではない。

 

興味関心があることは、

時間を忘れて勉強することが出来る。

 

他人から強いられることなく、

流行っているからでもなく、

「自分の心惹かれること」に素直になろう。

 

例え「自分の心惹かれること」を周りに理解されなくても、

それでも、好きなことを勉強しよう。

今、「自分の心惹かれる」分野を理解してくれる人が居ないのは、

まだ、理解してくれる人に出会っていないだけである。

他人に理解されるために、

勉強するのではないが、

自分の好きなことを勉強し続けることで、

だんだん周りに、

それぞれの「おたく」が増える。

いつか理解してくれる人に出会えるかもしれない。

 

【ポイント】

好きなことを、とことん勉強しよう。