同じ業界に居続けるデメリット
同じ業界にい続けて、他業界の人のことを知ろうとしないとどうなるかを考えます。
①他業界の人と話が出来なくなってくる。
②他業界の常識を知らない。
③考えが凝り固まる。
①他業界の人と話が出来なくなってくる
同じ業界の中だけで仕事や生活が終わってしまうと、1日中自分の業界だけの話題で終わってしまう。必然と、世の中の流れが分からなくなり、他業界の人たちと共通の話題がなくなったり、面白いと思える話題が全く異なってしまい話が続かなくなる。中途半端に同じ業界にい続けるとこの様なことが起きてしまうのではないかと考えているが、1つの業界のことを突き詰めてしまえば、上記とは異なることが起こるのではないかとも考えている。1つのことを突き詰めると、他業界とのつながりも見えてくる。突き詰める人は、自分の軸以外にも良く知ろうとし調べていることが多く、特定のことに関して詳しい。詳しいので、話にも面白みが増してくる。
②他業界の常識を知らない
「他業界の常識を知らない。」これは大きいのではないだろうか。「やれ!」と一言で言えばまかり通っていたとしても他業界では通らないということが起こりうる。自分の業界では解決している課題を他業界ではまだ解決策を見つけられずに課題として残している。こういうこともある。「頑固なおやじ」という言葉が存在するように、年をとって融通が利かない固い頭にならないように「年齢が上だから偉い」「こんな常識も知らんのか」「経験は俺の方があるからいうことを聞け」という事態を避けたい。井の中の蛙にならないためにも休みの日に色々な人と下心なく会うということが大切なのだと思う。
③考えが凝り固まる
2の「頑固おやじ」につながるが、同じ業界の人・似た考えの人・年齢の近い人同士でい続けると自分とは異なった意見を受け入れられなくなりがちである。世の中の人全員見た目が異なるように、全員の考え方は違う。「1+1=2」と違い、ビジネスで正解というのは試してみるまで分からないし、そもそも決まりきった答えはないと考えている。今日、この時に結果が出ていわゆる「正解」を知っていたり体験したとしても、別の環境・別の時期・別の年に行えば同じことが起こるとは限らない。しかも、自分の専門分野以外で「俺の意見が正しい」と考えること程愚かなことはない。「自分の意見を持つ」ことと「間違いない・俺が正しい」と思うことは違う。「自分の意見を持つ」ということに関しては賛成である。「俺の意見が正しい」と思うことに関しては反対である。なぜならば、「意見が正しい」と思っている事柄に関しての専門家がいる可能性が高く、その専門家の色んな角度からの考察で意見が変わってくるかもしれない。自分の意見を持ちつつ専門家の意見を聞くというのが私の持論である。専門家の意見を聞くことで自分自身の幅も広がってくるとすら考えている。