身の回りの物、捨てていますか??
ここ最近実家で持ち物の整理をしています。1年前には捨てられずに残っていたものが、最近は捨てられるようになってきました。
捨てられるようになった理由と仕事でも捨てることの大切さについて書いて行きたいと思います。
①物への執着が減った。
②「今」使っている物は非常に少ない。
③職場で物にあふれている人の特徴。
①物への執着が減った
ここ数年、物を買って心が満たされるという機会はほとんどなくなってきました。必要最低限の物があれば、経験や情報収集、出会いに時間とお金を費やすようになりました。山用品や下着類は買いますが、私服はここ1年買っていません…。女性の中でも、物を買っている機会が少ない方だと思います。
物への執着をさらに加速させたきっかけは「amazon」でした。朝頼んだ本が午後には届き、夜買ったプレゼントはラッピングされて翌朝一に届いている。
Kindleであれば、本屋さんへ行く手間すら省いてくれる。こんなに早く物が手に入るのならば、【所有】している事のメリットは少ない。家の外に倉庫があって、ポチッと押せば翌日には家か近くのコンビニに届けてくれる。
その日必要なものでも、ある程度出回っている物であれば、スーパーやコンビニ、100均で手に入ることが多くなってきました。
「あ、どこでもいつでも買えるんだ」
私の中で、この言葉が腑に落ちた時から物への執着が以前より無くなってきたと思います。「今」この瞬間にある必要はない物を、何ヶ月も所有していなくても良い時代になりました。
②「今」使っている物は非常に少ない
今、私は喫茶店にきています。持っている物を書き出してみます。
- 服
- パソコン
- スマートフォン
- コンセント
- リュック
- 貴重品
- ノート
- ペン
- 目薬
- ティッシュ
- ハンカチ
- ボールペン
- マスク
- 文献
今日の持ち物は、常に持ち歩いている物に近いイメージです。みなさんも、今手元にある物は何がありますか??書き出してみてください。
その中で、1週間使っていない物はありますか?
1週間使っていない物で、出先で買える物はありますか?
出先で買えるのに、持つ理由はありますか??
出先で買えるけど、常に所有することがあっても良いと思います。例えばノート。ロディアのノートを使っていると、気分が良くなります。ロディアのノートは、出先で買えることもありますが、置いていない場所も多くあります。気分良く仕事をするために、ロディアのノートがベストなのであれば、常に手元に置いておくのも手です。このように「こだわり」がある物まで、排除する必要はないと考えています。
人それぞれ、自分にとって何が必要で、何にこだわりがあるのかは変わってきます。自分で自覚して「こだわっている」のか、それとも「こだわっている」つもりで、実はなくても困らなかったという事もあります。1度手元から無くしてみる事で、本当に必要な物であれば、「あ、持っておけば良かった」と気づくことができます。1度手元から無くしてはいけない物は、命に関わるような物でしょう。持病の薬や冬山での装備などです。命に関わらないのであれば、不自由を体験してみましょう。自分にとって必要・不必要が以前よりも見えてきて、新しい世界が見えてきます。
③職場で物にあふれている人の特徴
職場のデスクを見ると、「物で溢れている人」と「スッキリしている人」とはっきり分かれるのではないでしょうか??
「物で溢れている人」の特徴として、過去に出会った人たちを思い出して挙げてみます。
- デスクに付箋だらけ。
- 欲しい書類がすぐに出てこない。
- デスクトップの画面はアイコンだらけ。
- ディレクトリ(ファイル)の階層はぐちゃぐちゃ。
- デスクの上に書類が積み上がっている。
- 整理しているところを見た事がない。
- 終わった仕事で捨てて良い書類が残っている。
- 〆切ギリギリもしくは遅れて提出してくる。
- 新しいアイディアを出す事が苦手。
- どちらかというとおっとりしている。
- いつも忙しそうに見える。
どうしても、ネガティブな部分ばかりがあがっていますが、、、ダメな人ではありません。ぐちゃぐちゃでも、仕事が出来る人もいます。机の上が他人から見てぐちゃぐちゃは、アインシュタインが有名ですね。なので、ぐちゃぐちゃだから、仕事ができないとイコールにするのは正しくありません。
ぐちゃぐちゃしていても、所有者が管理出来ているかどうか、もしくは代わりに管理してくれる人がいるかどうかだと思います。他人から見てぐちゃぐちゃでも、さっと書類が出てくる人がいます。この場合は管理できている範囲で、ぐちゃぐちゃしているのかもしれません。
もしぐちゃぐちゃしていて、欲しい物やデータをすぐに出せないのであれば、1度整理する事をオススメします。整理することで期限が切れて要らないのに所有していたという事に気がつくことがあります。そしたら捨てればいいのです。整理することで実はやらなければいけなかった〆切の近い書類が見つかるかもしれません。早急に取り掛からなければなりません。
1度の整理で綺麗になったとしても、ある程度定期的に整理しなければ、またデスク上に積み上がっていきます。プロジェクトが終わった後、時間に余裕ができたとき、定期的に時間を設けるなど、やり方は色々あります。自分に合うタイミングを探してみてください。