承認欲求をどのように満たせば良いだろうか?

 

「尊敬されたい」

 

「他者に認められたい」

 

「俺って凄いでしょ」

 

「他の誰も俺と同じ事はできない」

 

「あいつらの仕事は俺一人でできる」

 

「彼に可愛いって思われたい」

 

「子供にカッコイイと言われたい」

 

「ママが居るから仕事頑張れるよと夫に言われたい」

 

 

 

このような事、思ったことありませんか??

 

これ、承認欲求です。

では、どうやって承認欲求を満たしていけば良いでしょうか?

 

①自分自身に承認欲求があるということを自覚し認めてあげる。

②自分からパートナーや家族の存在を認める。

③全員から認めてもらおうと思わない。

 

①自分自身に承認欲求があるということを自覚し認めてあげる

 

まず、承認欲求を欲してる人で自分自身が「認めて欲しい」と思って数々の発言をしている事に気がついていない人が非常に多いです。

言い換えると、

自覚がないから「俺ってこんだけスゲーんだぞ」ってひけらかしたり自慢したりしてしまうんです。

「誰かに認められたい」と思う事は悪い事ではありません。

マズローの5段階欲求の1つとしてあるように誰もが持つ欲求の一つではないでしょうか。

 

なぜ「他者から認められたいのか?」と考えたことはありますか??

「凄いですね」と言われる事が気持ち良いから。

「俺の能力に見合った給料をくれ」とアピールしたいから。

自分という存在を「凄い人」として認め大切に扱って欲しいから。

世の中から必要とされたいから。

存在意義を見出したいから。

などなど、理由はたくさんあります。

 

承認欲求はあって良い。

 

大切なのは、「どう認められたいのか」「何で認められたいのか」を自分自身で答えられること。

すなわち、承認欲求が何に対してあるのかというのを自覚することです。

 

②自分からパートナーや家族の存在を認める

 

承認欲求は基本的に「自分が他者に」認められたい、自分が中心です。

全員が承認欲求を持っているということを前提とするのであれば、

まずは、あなたが他者を認めてみましょう。

相手の承認欲求を先に満たしてあげるんです。

特に、一番身近なパートナーや家族のことを言葉に出して認めてあげてください。

上っ面のことばではなく、心の底から思っている相手の良いところ、凄いなと思うところ、尊敬しているところ。

身近過ぎて恥ずかしいのであれば、親友や仲間でも構いません。

相手のことを認める。

これを続けていると、相手は自然にあたなとの距離を縮めてくれます。

それだけでなく、他者をよく観察することで、自分と他者との違いに目を向けることが出来てくるようになります。

他者には出来なくて、自分にはできること。

自分にはできなくて、他者はできること。

完璧な人は居ません。

自分の良いところを、自分が認めてあげる結果に繋がります。

 

③全員から認めてもらおうと思わない

 

先ほども言ったように、人間、完璧な人はいません。

長所があれば短所もある。

得意なことがあれば、不得意なこともある。

 

自分にとって得意なことや、できる事をを他者から認めてもらいたい、褒められたいと思っても世界中の人から認められれることはないでしょう。

なぜなら、どんなに偉人と呼ばれる人が居ても、批判する人はいます。

もう少し言い方を変えると、いろいろな人が様々な物の見方を持っているので、捉え方は人それぞれ。素晴らしと褒め称えられることでも、年齢や性別、人種や時代によって捉え方が変わってくるからです。

 

いっその事、最初から全員に今すぐ認められる事を諦めてみてはいかがでしょうか?

全員から認められるのは無理と思うと心が軽くなります。

批判されても、人それぞれだよねと冷静になれる機会が増えます。

一回一回傷つかなくなるかもしれません。

 

だからといって、全てを諦めなさいとは言っていません。

 

昔、地球は丸いと言って笑われた時代があったように、今すぐ世界中の人々に認めてもらうのが難しいのであって、時間が解決することもあります。あなたが正しい・伝えたいと思う事があるのであれば、是非伝え続けてください。今は全員が難しいでしょう。いつになるかは分かりませんが、理解してもらえる日がくるかもしれません。

 

【ポイント】

あなたの存在を心から認めてくれる人を大切にしよう。