周りよりも働いているのに、時間もお金もないと感じたことがありますか??

 

仕事量をこなしているから、給料が増える訳ではありません。

 

やるべき仕事は人が少ない時間帯・場所で終わらせ、勉強の時間を作りましょう。勉強を継続させてステップアップし、時間のゆとりを生みだします。まとまったゆとり時間で、さらに勉強や将来につながることを行うことで、よい循環をつくることができます。

 




気づき

 

現在の仕事・時間を効率化させる

 

残業しない

 

昨日の【読書】神・時間術[樺沢紫苑]にも書いたとおり。残業をするくらいなら、朝の時間にその仕事を終わらせてしまうよう心がけます。

 

朝一から集中して仕事を行っている時ほど、夜は疲れて頭は働かない。人との交流やリラックスする時間に夜はピッタリです。

 

残業で3時間かけてやる仕事は、早朝の30分でやる仕事よりもたいてい劣っている。  より厳密には、3時間残業をしていても、実際には1時間も集中していないことが多い。

 

人が少ない時間・場所を選ぶ

 

千田琢哉さんは以前サラリーマンだったので、サラリーマン時代に集中していた時間や場所が具体的に書いてありました。

 

個人事業主と違い、サラリーマンは特に「人の少ない時間・場所」を選ぶ事に気をつかう必要があります。

 

周りと同じ時間を生きていると満員電車に巻き込まれ、業務中も呼ばれたことで作業が中断されます。集中力が途切れ、元の集中力に戻すためには15分かかる。その15分のロスが1度ではなく積み重なり、本来残せたはずの成績も残せず、現在のポジションから動くことができません。ポジションが変わらなければまだいいです。最悪は降格。

 

生来の不器用人間が人並み以上の結果を出す方法は、たった一つしか存在しない。  それは、競争率の低い場所で生きることだ。  たとえばサラリーマンだったら、夜のオフィスよりも早朝のオフィスの方が競争率は低いはずだ。  人口密度の低い時間帯は、チャンスを独り占めできる。  実際に私は早朝のオフィスに偶然かかってきた電話を取ったおかげで、大口契約に繋がった経験が何度もある。  コンサルタント会社に転職した頃は、落ちこぼれては大変だと思い、会社のすぐ裏に引っ越して朝5時から仕事をして始業時間には”やらなければならないこと”をすべて終わらせた。  バカにはバカの、不器用には不器用の、勝ち方があるのだ。

 

時間を生みだす

 

種蒔きする時間

 

周りにいる経済的にも心のゆとりとしても成功している人たちは、圧倒的に「勉強」しています。「勉強」というと、学生時代のテスト勉強や受験勉強を思い浮かべる人もいます。ここでいう「勉強」とは、強いられて机の前に座りノートを開きペンを持ち書き書きしている行動ではありません。もちろん、机の前に座って本を読み「勉強」していることもあります。それだけが勉強ではありません。他者から学びとることも「勉強」、新たな経験を積むことも「勉強」の一つです。

普通は会社のノルマを達成するのに疲労困憊してしまうだろうが、将来の成功者たちは会社のノルマ如きを達成したところで何も喜びを感じない。筋トレ同様に自分でさらに負荷をかけて仕事をこなし、そのうえで勉強し、種を蒔く時間をとるのだ。  20代はとっくに過ぎたという30代や40代の人でも、今から種を蒔けばいい。基礎のある人が蒔いた種は、10年後の収穫がかなり大きくなるはずだ。

 

型を習得する時間

 

自分らしさを出すことは大事だが、その前に基礎となる型を習得することは大切です。トレーニングの世界も同じで、基礎ができていないのに実践に近い形でトレーニングを行っても、もろい。見かけはできているようにごまかして見えて、よくよく見るときちんとできていない。だから、もろいんです。

 

特に、基礎を習得する期間では”退屈”と感じてしまうことがあります。 もちろん、基礎をすぐに習得して次へ進めるエリートアスリートもいます。とはいえ、ほとんどの選手が基礎を習得するために多くの時間を費やします。ここで、我慢して習得できるか。もしくは、退屈なことを退屈だと思わずに行える頭の切り替えを持っているかで将来が変わってきます。目の前に楽しそうなことが転がっているのに、それを我慢し、基礎に取り組むことが大切であると理解できる選手は少ないのが現状です。

「型」を素直に、しっかりと習得することなのだ。(中略)長期的な成功者たちは、初歩や基礎である「型」を、驚くほど大切にしているものだ。

 

細切れ時間を活かす

 

細切れ時間でやることを決めておく。

 

私がまだ足りなかった部分です。細切れ時間に行うことを明確に決めていませんでした。ゆえに、読書する時もあれば、ネットサーフィンをしている時もありました。

 

「1分」「3分」「5分」時間があった時に行うことを考えて以下にまとめました。

 

 

ゆとりをつくる

 

断る

 

個人事業主といえど、依頼された仕事を一人で全部引き受けていると手が回らなくなります。私にとっても相手にとっても世の中にとってもプラスになるであろうことを引き受けたいと考えているので、引き受けられない案件はお断りしています。

 

収入をアップさせたい、生活を安定させたいと思って、目の前の仕事ばかりを引き受けているとアップアップになってしまう個人事業主の人もいるのではないでしょうか。

私は仕事を断る際には理由を一切述べない。  メール拝受致しました。 今回はお断りさせてくださいませ。 お声かけありがとうございました。  どんな長文メールが届いても、この三行で終了だ。

 

まとまった時間を確保する

 

勉強・考えを出す・まとめる作業に共通していることは、まとまった時間が必要だということです。

 

私がここ2年程度の間に、どのような時間の過ごし方をしてきたのかを記事にしました

 

労働者として会社のために働いていると、自分自身の時間や個人事業にあてる時間がほとんどなくなります。まとまった時間より細切れ時間の方が多い時もありました。細切れ時間があると物事はほんの少し進みます。進んむんです。けれど、脳のゴールデンタイムに行うほどの進行具合はありません。それもモヤモヤしていました。やっているのに進まない。ずっと働いているのに、結果が出ない。

 

2週間、個人事業に集中した時には今振り返ってみても自身が成長していたと感じられます。それだけ、まとまった時間を何か1つの物事に費やすということが大切だと体感しました。

 

現在、時間と場所を拘束される仕事は夏休みで仕事がお休みです。メインで行いたい仕事は、将来に繋がる仕事です。1日の多くの時間を「メインで行いたい仕事」に費やし、非集中時間に「時間と場所を拘束される仕事」の反省と整理を行い、今後半年の準備を行っています。

 

まとまった時間を確保できない人は、成功しない。

まとまった時間に関しては、千田琢哉さんだけでなく、ビル・ゲイツさんも時間を確保するそうです。その記事はこちら

 

年に1テーマ勉強する

 

一年に一テーマずつ勉強するという生き方だ。  「一年に一テーマずつ勉強」には二通りある。  一つは、毎年違うテーマの勉強をしていく「博識型」である。  昨年は英語の勉強をしていたかと思えば、今年は歴史の勉強をしていて、来年は地理の勉強をする、というのがこの「博識型」だ。  もう一つは、同じテーマを毎年深めていく「専門型」である。

 

勉強し続けるイメージはあるものの、時間を区切って1テーマと述べられている点に衝撃をうけました。今の私は、色々なことに興味がありすぎるので、徐々に絞っていきたいと思います。

 

ゆとりがないとチャンスを逃す

 

勉強の例も同じですが、目の前の仕事に忙しすぎると、新しい仕事のチャンスが舞い込んできても見す見すチャンスを逃すことになります。レベルアップ以外の面からでも手を開けている時間を作り出すことの重要性を再確認しました。

チャンスは、忙しい人のところには訪れないのだ。  正確には、チャンスが訪れかけたとしても、忙しそうにしていると、「忙しそうだからまた今度にするね」と相手に気を遣わせて、別の人のところにチャンスを持って行かれてしまうのだ。

 

自然の摂理

 

以下の、動画をみてください。奴隷制度があった時代のアメリカです。


奴隷を使う側の白人はドリンクを飲んで座っていたり、奴隷を働かせるためにムチを打っています。自然の摂理かどうかまでは分かりませんが、現に使う側の人間は手を動かす時間は圧倒的に短く、手を動かす人たちはずっと動かし続けます。

 

知的労働を行いたいのであれば、いかに手を使う時間を短くするかを考えることも大切です。

 

忙しいということは時間の使い方が間違っているということであり、貧しい状態なのだ。  ゆったりとした時間を過ごしているということは、自然の摂理に則った時間の過ごし方をしているということであり、豊かな状態なのだ。

 

感想・まとめ

 

昨日の記事は、精神科医からの視点で書かれていました。今回は、サラリーマンを経験し独立した千田さんからの視点で書かれており、業界も違う2人なので同じ内容でも書かれ方が違う点が面白かったです。

 

現在抱えている仕事や時間を効率化させ、時間を生み出していくと同時に、まとまった時間を確保しましょう。目の前の仕事ではなく、将来に繋がる仕事や勉強に価値があります。

 

今回読んだ本の紹介

自分の時間が3倍になる 人生を変える「時間術」