私がトレッキングを中心に書いている【happycycle_trekking】というサイトがあります。
つい先日、ネパール・ヒマラヤトレッキング(アンナプルナベースキャンブ)の記事を書き終えました。旅行期間は16日間に渡り、19記事。
書き終わるのに2ヶ月もかかりました。
こだわって書いた旅記事を書き終えて、【トレッキング中は新しい発見の日々だった】【旅記事を書くこと自体が楽しいこと】【新しい刺激・気づきのある日々を送りたい】ことを再確認しました。
【happycycle_trekking】とは??
この【happycycle_ブログ】とは別に、【happycycle_trekking】はトレッキングを中心のブログを運営しています。
私のトレッキング歴は2017年時点で2年弱。トレッキング歴としては短く、日本の山々を登頂するために必要なクライミング技術などは初心者だと自覚しております。
トレッキングには色々な目的があります。
- 日本百名山を登りたい
- 北アルプスの縦走をしたい
- 富士山に登りたい
- 1週間かけて色々な山を回りたい
- 海外の山を登りたい
- 海外のベースキャンブを回りたい
本当、個々人の目的次第です。
私は?というと・・・
私自身、【個人で・楽しく・安全に】をテーマに海外トレッキングを行っています。
北アルプスの縦走を終えた時 『このまま日本の山を登り続けると、クライミング技術をさらに要求され、死に直結する危険度も増すのでは?』 と感じました。
常に『生か死』を感じ続けながら行動することが登山やトレッキングの醍醐味ではありません。
【もっと安全に、楽しく、色々なところへ行きたい!!!】
こう思うようになったのが、海外トレッキングを始めるきっかけとなりました。
私にとって国内で新たな場所を探し求め続けるより、海外に目を向けた方が今の体力レベル・技術力・知識力でも楽しむことができます!!
ところが、海外トレッキングには国内トレッキングより壁となりやすいことがあります。
そう、費用と旅行日数です。
国内トレッキングだと日帰りからルート計画をすることができますが、海外になった時点で1泊以上かかります。
ツアーをみても、たいてい日本人が取得できそうな有給日数で組まれています。長期間のツアーもありますが、長期間かつ日本の会社になればなるほど高齢者と共に過ごすツアーになります。
ツアー参加者は日頃トレッキングを行っている人だけではありません。
私の中では、却下。個人ツアーとなると全責任は私自身にあります。
忙しすぎる多くの日本人が海外トレッキングを行うことは簡単ではありません。ゆえに??日本語での情報が少ないです。
事前情報がない分、色々情報を集めて準備を行わなければなりません。
いざ調べて分かったこと。有名なトレッキングコースは世界中から人が集まり道が整備されているので技術はさほどなくて大丈夫!その代わり、日本より高い標高の場所も多く高山病対策が必須の場所が多いということです。
高山病対策についても、情報が少ないです。【対策・予防 】より、何かあってから対応をする日本人の特徴でしょうか。
私の専門はスポーツ科学です。
現在は、スポーツ現場の応急処置からリハビリ、強化の為のトレーニングを仕事にしています。【アスレティックトレーナー】や【ストレングスコーチ】と呼ばれる専門領域の職業です。
今まで学んできたことと、海外トレッキング準備にあたって私自身が調べ、学び、実践していることを伝えていきたと思いサイトを開設しました。
ヒマラヤトレッキングって??
「ヒマラヤ」は、ブータン・中国・インド・ネパール・パキスタンの5つの国にまたがる山々のことを指します。
日本の「富士山」は1つの山ですが、「ヒマラヤ」は1つの山ではありません。「北アルプス(飛騨山脈)」「南アルプス(赤石山脈)」「八ヶ岳」といったイメージです。
「ヒマラヤトレッキング」とは、「ヒマラヤ」の山々をトレッキングすることを指します。
私は「ヒマラヤ」にある、ネパールのアンナプルナベースキャンブを目指して2017年09月に長期間歩いてきました。
「アンナプルナⅠ」は人類が初めて8000m超で登頂した山です。アンナプルナベースキャンブキャンプでは、「アンナプルナⅠ」だけではなく、人が登ることをネパール政府が許可しない「マチャプチャレ」や7000m超えの「アンナプルナ サウス」など、6000m超えの山々に囲まれている場所にあります。
ヒマラヤトレッキングの記事一覧
私が書いたヒマラヤトレッキングの記事を一覧にしました。オススメはアンナプルナベースキャンブに到着した8日目と9日目です!
▼車移動で疲れた身体でトレッキングを開始して宿泊地Hilleまで行った3日目後半
▼階段続きの1日でクタクタで到着したGhorepani4日目
ヒマラヤトレッキング日記を書き終えての気づき
前置きが長くなりました。
ヒマラヤトレッキング日記を書き終えて気づいたことをご紹介します。
【1】トレッキング中は新しい発見の日々だった
記事を書くごとに、何があったのかを思い出します。
書き上げるまでの2ヶ月近くの間、毎回「あ〜こんなことあったな」「こんなこともあったか」と色々なことを思い出します。
次々に思い出す出来事が多すぎて、記事には書ききれませんでした。
木の高さ、木の種類、雲が出てくる時間帯など些細なことから、ネパールの文化や宗教・言語など日本とは全く異なることまで。
初めてネパールを訪れたこともありますが、とにかく新しいことだらけです!!!
見る景色・出会う人、初めて!初めて!!初めて!!!
初めてなことがあればある程、発見が多くなります。本当に毎日発見の日々でした。
【2】旅記事を書くこと自体が楽しいこと
濃い時間を過ごしたヒマラヤトレッキングについて記事にすることが楽しいです。
2ヶ月という時間はかかりましたが、「こんなことも伝えたい」「あれも書きたい」ワクワクしながら書くことができました。
パソコンに向かって手を動かしていない時間でも、どの出来事を紹介して、どの出来事を削るかを考えることも楽しめます。
トレッキングを行って『はい、おしまい』ではなく、書くこともやりたいことです!!
【3】新しい刺激・気づきのある日々を送りたい
最大の気づきは、【新しい刺激・気づきのある日々を送りたい】と自覚できたことです。
この言葉だけでは、「そんなこと、多くの人が思ってるよ!」と思う人がいるかもしれません。はい、ごもっともです。
《トレッキング中は新しい発見の日々だった》を読んで気づきましたか?《だった》・・・過去形になっています。
ヒマラヤトレッキング中は、まさに非日常の生活でした。日常を過ごす日本ではなく、ネパール。行ったことのなかった初めての国。会話の多くは英語。日常生活ではないことだらけ。
では、「日常生活でもヒマラヤトレッキング中と同じくらい新たな発見がある日々を送れているのか?」と問われたら・・・「No」です。
濃い時間を過ごせている自信がありません。
同じ場所に住み、同じ場所へ行き、同じ人と会う。些細な気づきや変化はあります。
新たな場所へ行くほどの変化はありません。
変化のない日常を過ごす時間が長くなればなるほど、変化のない日常に飲まれてしまうことが怖くなりました。
成長がなくなるのではないか??
一生に1度しかない人生。もっとワクワクする時間を増やしたい。新しい刺激や気づきを得るために行動するしかありません。
行動こそが、解決する答えだと信じています。
まとめ
ヒマラヤトレッキングについて楽しかった日々を思い出し、記事を書くという行為を通じてもっとワクワクした日々を過ごしたいと思うようになりました。
そのためには、もっと行動することで新しい刺激や気づきを得ることができると気がつくことができました。
1日で書き上げられる記事だったら、気づくことができませんでした。2ヶ月という期間、他にもやることがある中で記事を書き続けたから気づけたことです。
この気づきを大切に、今後も生活をしていきたいと思います。