個人事業主を目指す人へ

 

開業届けを出して、まだ生活を養える程の収入を得ていない私ですが、その私が今思うことを綴っていきたいと思います。

 

①いきなり会社を辞めないで。

②会社の仕事より自分の仕事。

③続けることが大事。

 

①いきなり会社を辞めないで

 

個人事業主を目指している皆様。個人事業主を目指している人には、前向きな理由と後ろ向きな理由2パターンあります。前向きな理由、自分の叶えたいことのために個人事業主を目指している人は、夢へ向けて頑張りましょう。後ろ向きな理由の方、今の会社を辞めたいから個人事業主になりたいのですか?否定はしませんが、後ろ向きな理由で個人事業主になる人は、上手くいく人も少ない気がします。なぜなら、個人事業主の世界だって甘くはない。個人事業主それぞれが、案件をとってくる営業から納品まで1人で行っている人もいます。今はインターネットを利用して、自分の苦手なことや行いたくない仕事を外注できるようになってきました。それでも、開業したてで仕事をとってくるのは個人事業主である本人が行うことがほとんどです。会社を辞める前に、すでに生活できるほどの収入が約束されているのであれば、会社を辞めるのは選択肢の1つでしょう。しかし、会社を辞めたいからって、思い切って会社をやめても、個人事業主として認知されるまでにはある程度の時間とお金が必要になります。私の周りでも、ある契約をきっかけに多くの仕事が舞い込んでくるようになったという人が多いように感じます。きっかけとなる契約は個人事業主になってから、すぐではなく、半年から数年はかかっているように思います。なので、生活できるほどの収入を得られるまでは、バイトでも会社員生活をしながらでも生活していく事をお勧めします。

 

②会社の仕事より自分の仕事

 

語弊がありますが、会社の仕事より自分の仕事の方が大切だと私は考えています。なぜなら、会社の仕事は、私でなくても代わりが効く仕事が多いです。頭を使う仕事は、確かに替えが効きづらい仕事だとは思いますが、勤務している8時間ずっと集中して頭を使いつづける仕事をしている人は少ないと思います。というか、毎日8時間集中し続けて頭を使いつづける事自体難しいです。個人事業主になると決めた、もしくは開業届けを出した方は、勤務時間内に会社の仕事をトコトン効率良く終わらせて定時には帰りましょう。時間の切り売りではない個人事業主の価値を高めるためにも、時間を切り売りしている会社員生活の時間を出来るだけ短くしていきましょう。私の中では、1週間を通じて会社の勤務時間よりも個人事業主としての時間の方が多くなることを目標に日々生活しています。単に会社の勤務時間プラス個人事業の時間を増やしていくだけだと、長時間労働になりやがて破綻するかもしれないので、生産性を高めることも意識しながら行っています。

 

③続けることが大事

 

①でお話したように、個人事業主として活動を始めてから生活できる程度の収入を得られるまで、私の周りでは数ヶ月から数年かかる人が多いように感じています。見方を変えれば、大きな借金が抱えてまで事業を成功させられる人であれば、おそらく個人事業主としてではなく、社長として会社を経営している人の方が多いのではないでしょうか?あくまでも私の予想ではありますが。個人事業主の強みは、自分の裁量で借金をすることも借金をしないことも決断できます。子供がいるかいないかでも変わってきますが、大きな借金や、多額の固定費を抱えない限り質素な生活であれば、バイトもしながらでも個人事業主としてやっていくことが可能です。質素な暮らしをしつつ、世間に認知されるまで、自分の仕事に時間とお金を費やしていくことで、いつか花開くときがくることでしょう。

 

【ポイント】

継続は力なり。