CAMPFIREを利用したことがありますか??
CAMPFIREは、銀行に融資相談行っても断られるだろうな・・・そもそもそんな次元のレベルじゃないし。
お金があれば、この夢を実現させてみたいんだけどなと思っている人に味方のクラウドファンディングです。
「お金がなくて」と言い訳にしていた人も、家入一真さんの【なめらかなお金がめぐる社会(Discover)】を読んで一歩前へ踏み出しましょう。
読んで心に残ったことをご紹介します。
CAMPFIRE は目標金額達成・未到達に関わらず「行動する人」を応援してくれる場
僕の頭に常にあることは「1円でも多く支援をしてあげたい」ということと、「一人でも多く声をあげて欲しい」ということの2つ。
心の中で思っているだけでは、他者に思いは伝わりません。「言葉にする」「身体を動かす」など、行動にして初めて伝わります。「声をあげた人」に対して、キャンプファイヤーはフォローをしてくれます。
CAMPFIREでは成功率の公表はやめた。
成功してもらうためにフォローはするけど、それがうまくいくかどうかは市場に委ねたらいいというのが僕の考え方だ。
そもそもプラットフォーマーはプラットフォームの提供に徹していればいいのであって、「こんなプロジェクトはダメだ」といった判断を運営者が下すこと自体、おこがましい。そんなことをするのは銀行の融資担当者だけで十分だ。
両親や友達との会話を思い出しながら、以下の文を読んでみてください。
あなたが「ミュージシャン」になりたいと思っていたとしましょう。その想いを両親や友達に勇気を振り絞って伝えてみました「ミュージシャンになりたい」と。すると、返って来た言葉は「何ふざけたこと言ってるのよ!あなたが食っていける訳ないでしょ。もっと現実を見なさい。」でした。
ミュージシャンになりたいとまでは行かなくても、これに近い会話を経験した人もいることでしょう。
身近な人に反対されること程、がっかりすることはありません。周りの反応は的を得た言葉だったのかもしれません。それは人それぞれで分かりません。
CAMPFIREは、その否定をしないようです。最初から否定・却下されないことで、「やってみたい」「叶えてみたい」ことを世の中に発信することができます。多くの人に発信することで、応援者が0人で精神的ショックを受ける可能性も高まります。企画の段階で止めてくれれば、大恥をかかなくて済んだのにと思う人もいるはずです。それでも、世の中に想いを発信するって価値があると私は考えています。だった、やってみなきゃどうなるか答えは誰にも分からないから。絶対に成功すると思ったことが100%成功する世の中だったら、世の中金持ちだらけになっていますよね。でも、そうではない。絶対に成功すると考えていたビジネスが、いざチャレンジしたら大コケなんていくらでもあります。ユニクロの柳井さんですら多くの失敗をしたと言っているくらいだから(参考の記事はこちら)。やってみなきゃ結果は分かりません。
だから、「声を上げやすい」プラットフォームであるCAMPFIREを”「行動する人」を応援してくれる場”と私は感じた。
「夢」や「実現したいこと」は行動し続ける
この企画がCAMPFIREの募集終了間際の欄から見つけました。世界7大陸制覇を目指している方の企画。
登山の大手アパレルメーカーにスポンサーを募っても、難しいでしょう。早稲田大学の南谷真鈴さんが達成していることでわかるように過去の冒険家たちと異なり、現在世界7大陸最高峰制覇は必要なトレーニングを積み、天気に恵まれ、あとは資金があるかどうかの方が成功を左右するからです。南谷真鈴さんですら、エベレスト登頂時に登山の大手アパレルメーカーのスポンサーを多く獲得できていません。
とはいえ、大手企業からスポンサーがつかないからといって、「夢を叶えてはいけない」ではありません!!
CAMPFIREで募集を行い、目標金額を達成できているキリマンジャロの企画。リターンの設定がうまくいったのかもしれません。それだけではないはずです。すでに登山ガイドとして活動を行っていたり、彼の想いが文字から伝わってきます。
クラウドファンディングは不特定多数の人が参加するとはいえ、過去の成功例を分析すると初動はその人のリアルな人脈が大きく影響してしまう。
本書に書かれている通り、すでにリアルでの応援者が多くて、目標金額を達成できたのかもしれません。
目標金額を達成した要因はいろいろ考えられますが、叶えたいことを行動し続けていることには変わりありません。
お金があればといっても、自然に入っていく登山は常に命がけの行為。基礎的なスキルや体力の向上、高所順応対策をし続けているから挑戦できます。
まだまだ小さい声であったとしても、あなたに「夢」や「実現したいこと」があるならば行動し続けましょう。
動き出せていないなら、「声をあげる」でも「動いてみる」でもいいから、一歩前へ踏み出そう!!
give&takeよりgive,give,give
キングコング西野さんが、講演会オファーを行っているこの企画。
キングコング西野さんにお金が入ってくるから、ご本人にメリットと言えばメリット。それよりも、キングコング西野さんが持つタレント力や集客力を利用して何かを行いたい・発信したいと考えていた人にはお金を払ってでも飛びつく企画。支援者が欲しいと思うサービスを提供しているなと勉強になった企画です。
クラウドファンディングだと、「自分がしたい」「叶えたい」に想いが行きがちだけど、支援をする他者にとっては「感動」「物」「体験」などのメリットがないと動かない人がほとんど。自分のメリットだけでなく、相手に何を提供できるのかも考えようと思いました。
まとめ
CAMPFIREは、声をあげた人を応援してくれます。したためていた夢や想いがあるならば、一歩前へ進みましょう。行動し続けることで、応援してくれる人も増えてきます。Give! Give! Give!!!
今この瞬間から、手を動かそう!